HowTos/imapsyncを使った移行方法

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目次

imapsyncとは

imapsyncはオープンソースのIMAPサーバ間でメッセージデータを同期するツールです。 差分更新もできるので移行時の平行稼働にも対応できます。

次のサイトからtarballをダウンロードすることができます。

インストール

ダウンロードしたtarballを展開します。 展開してできたディレクトリに移動するとINSTALLというファイルを見つけることができます。 このINSTALLというファイルの記述に従ってインストールを行ってください。

移行

パスワード

移行するにあたって、管理者ユーザが全メールボックスにアクセスできる場合を除き、各ユーザの移行元のIMAPサーバと移行先であるScalixサーバのアカウントのIDとパスワードが必要です。

通常はユーザのパスワードがわからない場合がほとんどです。 このときは、移行元のIMAPサーバについてはパスワードが格納されているファイルのバックアップを取った後に、既知のパスワードを再設定します。 移行先のScalixサーバでは既知のパスワードを設定します。 移行作業が完了したら、必要に応じて元のパスワードに戻してください。

同期

アカウント毎に次のようなコマンドを実行してください。

./imapsync \
    --host1 old.example.org --user1 foo --passfile1 /etc/secret1 \
    --host2 new.example.org --user2 foo --passfile2 /etc/secret2

このようなコマンドをアカウント毎に実行するスクリプトを作成して、一括登録してください。

フラグの同期について

このセクションは Advanced imapsync(米国サイト)をもとに作成しています。

Scalixサーバで認識できないIMAPのフラグが移行元のIMAPサーバのデータにある場合に、同期が失敗することがあります。 このときは、フラグをリセットする --regexflag パラメータを使うことが使います。

全てのメッセージを既読にして、他のフラグを削除する場合には次のオプションを付けてimapsyncを実行します。

--regexflag 's/^.*$/\\Seen/g'